『ミニマリスト』は属性の1つということで納得してもらえないだろうか。
最近、ミニマリストを名乗る人が増えているらしい。僕はまだ見習い以下だけど、外から見れば『急増中胡散臭いミニマリスト』の一員だろう。だけど目指していると書くこと自体、何か違うのかもしれないという思いもあった。節約とミニマリズムの狭間で迷いが生じていた。
関連記事:節約やミニマルライフは、すべて「人生最適化」プロジェクトの手段
そしていろいろ思うところもあるが、とりあえず1つの結論に達した。最近いろいろとミニマリスト界隈が盛り上がっているようだし、良い機会なので、自分なりの意見を書いてみようと思う。他の方の意見もとても参考になるので、併せて一読いただきたい。
ミニマリストという言葉の意味がだんだん変わってきてないですかって話
最近のミニマリストって貧乏臭いよね
「ささやかながら、反論をさせていただきます。」あらゆるミニマリストの皆様へ。ミニマリストを批判したい方へ。そして、意識高い系のミニマリズムにちょっと疲れてしまった方へ。
『ミニマリズム』や『ミニマリスト』というワードに、興味ねぇなぁ(´・ω・`) そういう方は、この記事はスルーでいいかと思う。読んでもたぶんつまらないよ、ごめん(苦笑)
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先に結論を書くよ。
いろいろな意見があるみたいだけど、僕なりに結論をだした。
属性の1つという認識ではだめ?
『ミニマルライフ』とか『ミニマリスト』とか、このあたりの言葉を、1つの細かい定義に当てはめる必要はないんじゃないかというのが、僕の意見だ。
属性の1つくらいの認識で納得してもらえないだろうか。ポケモンなんかだと、水属性とか、火属性とかあるでしょ。あれと同じような感覚で「ミニマリスト」属性。
女性ファッションの1つに「ロリータ」ってあるよね。テレビで見たんだけど、あれって実は、いろんな種類があるんだよね。よく聞く『ゴスロリ(ゴシックロリータ)』って、ロリータファッションの1つでしかない。他には『クラシカルロリータ(クラロリ)』『姫ロリータ(姫ロリ)』『カジュアルロリータ(カジュロリ)』などがあるらしい。(参考:ロリータの種類一覧 特徴まとめ)
総称としてのロリータと、そこから派生した分類。状況に応じて、うまく使い分けているんじゃないかな。共通の何かがあって『ロリータ』という総称がある。だけどきっとさらに細かい何かがあって、いくつかの種類に分類されてるんだろう。
『ミニマリスト』という言葉も、同じような価値観を持つ人たちの総称ということでいいんじゃないかな。だめ?
別にそれがファッション感覚でも、節約の延長でもいいと思うんだ。それでも共通の価値観として『自分にとって本当に必要なものを大切にしたい』という思いがあるんじゃないかなぁ。無駄なものを減らすことがかっこいいと思っててもいいだろうし、モノを減らすことが節約に繋がると考えたっていいんじゃないかな。
これが僕の結論。
ミニマリストの分類について
ブログ「物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。」を運営するないなりさんが、ミニマリストの分類について提案してくれている。
あなたはどのタイプ?ミニマリストを六つのタイプに分類してみた
さらにこの分類を元に、ブログ『ミニマリストは世界を救う!』を運営する本田メグさんがアンケートを実施し、結果をまとめてくれた。(下記のグラフはこの記事より引用。)
アンケート結果のまとめ。機能性重視が3割。合理的・効率重視のミニマリストさんが多数派。
メグさんのアンケートでは、30名のミニマリストが参加し、上図のような結果になっている。『機能』『美観』『節約』・・・この3つに分類される人が多く、結構ばらけている。元々の意味がどれかは別として、多様性が生じつつあるんだよね。それは悪いことじゃないと思うんだ。
この3つだけを取っても、まったく同じ価値観とはとてもいえない。だけど根底には『無駄なモノを減らそう』という思いがある。その共通認識が異なるタイプのミニマリスト同士を結んでいる。それでいいんじゃないかなぁ。
節約系ミニマリスト
僕は上記のアンケートに参加していないけれど、もししていたら、僕の回答は『節約:機能=7:3』くらいになっていたと思う。6種類のタイプ分けで言ったら、間違いなく『節約系ミニマリスト』だ。
節約とミニマルライフが完全に両立させるのは難しいことは、僕も自分で理解している。
関連記事:節約とミニマルライフは共存できるのか~捨てて後悔したことってある?
それでも『身軽な生活』にも希望を抱いている。過去に身軽な生活の心地よさを経験しているからだ。
関連記事:スーツケース1つで数ヶ月間旅行したときの話~所有しているものすべてを使う生活
ないなりさんの『ミニマリストは少ないお金で暮らせない』という記事。この記事はものすごく説得力があった。ほぼすべての内容について、同意せざる得ない。
節約とミニマリズムはまったく別物だという主張を否定はできない。だけど前述したとおりミニマルライフとかミニマリストというのは『属性の1つ』に過ぎないと僕は思っている。節約はお金に関する価値観。ミニマリズムはモノに対する価値観。100%相性がいいとはいわない。でもある程度の両立は可能だと思っている。バランスの問題だ。
節約しつつ、モノをたくさん持っていたい人もいる。僕も以前はそうだった。節約しつつ、モノを減らそうと考えている人もいる。今の僕がそうだ。(実現できてるとは言っていない。。)
ミニマルライフは主観的なもの
車や家を持っていたら、ミニマリストではないのか。そんなことはないと思う。その人にとって、絶対に必要なのであれば、所有すればいい。
そもそもミニマリズムは主観的なものであり、客観的なものではないと僕は考えている。これが巷でよく『ミニマリストと名乗れば、あなたはもうミニマリストだ』なんていわれる由来だ。
大事なのは、自分の置かれた環境に応じて、自分にとって本当に必要なのかを見極めること。そして不要なものは、極力排除していこうという意志だと思うんだ。
もう一度結論を書いとくね。
というわけでもう一度結論を書くと『ミニマリスト』は属性とか趣向の1つでいいと思うんだ。
たとえば誰かが「野球が好きだ」といったとする。野球が好きな人にも、いくつかの種類があるでしょ。
野球をするのが好きな人。見るのが好きな人。プロ野球の特定のチームを応援している人。高校野球がとにかく好きな人。部活動でがっつりやっていた人。大人になってからはじめた人。
いろんなタイプがいるよね。
「野球が好き」といってる人について『そんな似非知識で野球を語るな!』とか『野球はファッションじゃねーぞ!』とか、そんなこと言う? 言わないでしょ。言わないよね(´・ω・`)?
ミニマリストだって、それでいいんじゃない?
ミニマリストという総称があって、そこから分類していけばいい思う。自分の状況に応じて、必要なものを見極めていけばいい。
個人的な意見ではあるけど、こういう柔軟性というか、定義が曖昧なところは『ミニマルライフ』の大きな魅力の1つだと思う。絶対的な定義がなくて、各々が自分オリジナルのミニマルライフを作り上げていく。ミニマリストを目指すというのは、そういうことじゃないかなぁ。
僕は節約系ミニマリストを目指す。別に『ミニマリスト』という名称にこだわるわけじゃないけど、もうしばらくこのスタンスでいようと思う。
まとめ
ミニマルライフは属性の1つであって、主観的なものでいいと思う。柔軟な解釈ができることが魅力の1つであって、少なくとも今、言葉の意味が自然と広がりつつあるものを、無理やり狭める必要はないはずだ。タイプ分けで十分対応できるだろう。僕は節約系ミニマリストの最前線を走り抜けてやる! なんてね(`・ω・´)キラーン
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ゆとり隊長でした(`・ω・´)♪
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— ゆとり隊長@年100万円生活 (@yutori_ing) 2016年10月15日
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