【著作権無視】あなたが書いたブログ記事、無断でブログ運営会社のお金儲けに利用されるかもしれないよ。
アメブロ、はてな、FC2、Livedoor・・・ぱっと思いつくだけでも、たくさんの無料ブログサービスがあり、気軽に使えてとても便利だよね。今回は、無料ブログサービスに投稿した記事への権利についての話。なお、情報が古い可能性があるので、詳しくは各サービスの利用規約を改めてご確認ください。また素人が書いてるので、間違ってても責任は取れません(`・ω・´)
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著作権・・・それは、文章やイラストなどの作成者が持つ、他人に勝手にぱくられない権利。僕がこうして書いているブログの記事にも、当然著作権が発生している。
だから勝手に使われたら『誰に断りを入れて使ってるんじゃ、ぼけぇ(´・ω・`)!!!!』と文句を言うことができる。(迫力がないね(笑))
だけどブログサービスを利用している人は注意してほしい。サービスによっては、運営会社がサービス利用者の著作物を無断で自由に使用できるような規約が定められている可能性がある。知っている人も多いかもしれないけど、今一度確認しておいたほうが良いかもしれない。
とてもわかりやすくまとめてある記事を見つけたので、紹介しよう。どちらも同じブログの記事。
livedoorの利用規約は最悪!著作権をすべて放棄することになる
アメブロでブログを書いている人はすぐにやめるべし – アメブロの常識外の利用規約
★もくじ★
livedoorブログの利用規約を読み解く
この2つの記事を読むと、おいおいと思ってしまうね。やはりlivedoorは、ずば抜けてひどい。もちろんそういう可能性があるというだけで、実行してくるかどうかはまた別。でもそういうリスクはあるということは知っておくべきだろう。
最近、以前まで有料だったコースを無償にしたことで話題になったけど、注意が必要かも。
livedoorブログの利用規約がひどい
だけど、この規約はさすがにどうなんだろう。。
利用者は、利用者が掲載等を行ったデータにつき、当社が自らの判断で、有償・無償を問わず、当社の指定する第三者に対して利用等を許諾する非独占的な権限を、無期限かつ無償にて付与します。
livedoor(今はLINEだっけ?)は、ユーザーが投稿した記事などを『有償・無償を問わず』に『第三者』に利用させることができるとなっている。なにそれ。こわい。
著作者人格権について
利用者は、前二項に基づく当社ないし当社の指定する第三者による利用者が掲載等を行ったデータの利用等について、著作者人格権を主張せず、行使しないものとします。
『著作者人格権』というワード。これは著作権とはまた別に定められた権利。詳しくはgoogle先生に聞いてほしいんだけど、大雑把にまとめると、下記のようなことを定めている。
・公表権
著作物を公表する時期や方法を決定できる権利。
・氏名表示権
著作物に著作者名を表示する、あるいは表示しないことを選択できる権利。
・同一性保持権
勝手に改変されたりすることを防ぐ権利。
・名誉声望保持権
著作者の名誉を守るための権利。
著作者人格権は、著作者のみが持つことのできる権利であり、他人に譲渡することはできない。だから著作権を譲渡する際は、契約書などにこの権利を主張したり、行使したりしない旨が記載される。
livedoor(LINE)側がその気になれば・・・?
livedoorブログの利用規約では、まさに同じことが書かれているわけだ。上記の権利を主張・行使できないのだから、極論を言えば、もう何でもできちゃう。
ブログ丸ごと書籍にして、勝手に販売。
ブログ丸ごと書籍にして、別人の名前で勝手に販売。
ブログ丸ごと書籍にして、改変して、別人の名前で勝手に販売。
・・・改変された上で、自分の名前で出されても怖いな。。
第三者の著作物に関する注意書き
利用者は、利用者以外の第三者の情報やコンテンツ等の著作物が利用者が掲載等を行ったデータに含まれる場合、当該第三者から利用等の許諾を得、または、当該第三者に著作者人格権を行使させないなど、当社ないし当社の指定する第三者が当該データの利用等を行うについて支障の生じないよう、適切な権利処理を行うものとします。
livedoor側が勝手に使うときに困らないように、著作権には十分注意して記事を書けよ、とのこと。livedoorが無断使用した記事に第三者の著作物が含まれていて、そのせいでlivedoorが損害を受けたら・・・この規約を盾に何か言ってくることだってありえるような・・・。
著作権に注意しなければならないのは当然の義務だろうけど、無断利用とあわせると、だいぶ怖いなぁ。
(参考:livedoorblog / livedoorblog利用規約)
その他ブログサービスについて
アメブロ
長くなったので、ここからはものすごく駆け足でいくね(´・ω・`)
当社は、利用者が本サービスにおいて投稿、アップロード又は保存した全ての情報(文字情報、画像情報等を含みますがこれらに限られません)について、これらを保存・蓄積した上、本サービスの円滑な運営、改善、当社又は本サービスの宣伝告知等(第三者のメディアへの掲載を通じた紹介記事・コンテンツ等も含まれます。)を目的として、あらゆる態様で利用できるものとし、利用者はこれに同意するものとします。
livedoorは何でもOKだったのが、アメブロになると使用目的が「宣伝告知等」に限定されるみたい。でも書き方からして、解釈によってはいろいろできそう。
もう1つ気になるのは「保存・蓄積した上」という文面。自分では消したつもりでも、サイバーエージェント側には残されていて、公開される可能性があるってこと? 考えすぎ?
livedoorブログよりは幾分かましだけど、安心はできないなぁ。
(参考:アメブロ利用規約)
はてなブログ
ここからは駆け足ならぬ全力疾走(´・ω・`)
本サービスの提供、利用促進及び本サービスの広告・宣伝の目的のために、当社はユーザーが著作権を保有する本サービスへ送信された情報を無償かつ非独占的に以下のような形式で掲載、配布することができ、ユーザーはこれを許諾するものとします。
本サイト内への掲載
インターネットを用いたクライアントソフトへの掲載
APIやRSSフィードとしての公開、配信
学術研究データとしての提供
宣伝目的で使えるとは書いているけど、きちんと目的を制限してる。学術研究データとしての提供・・・まぁ変なことに使われることはないだろう。
(参考:はてな利用規約)
FC2、Seesaa
ごめん、飽きてきた(´・ω・`)笑
最初に紹介した記事(livedoorの利用規約は最悪!著作権をすべて放棄することになる)を読んでいただけばわかると思うけど、どうやらこの辺は、大きな問題はないみたい。
【番外編】その他Webサービス
クックパッド(cookpad)
ブログサービスの著作権に絡む規約は、あやしいところがある。知識として知ってはいたけど、記事としてまとめようと思ったのは、かおる先生(Twitter)から『わたしがブログにレシピを書く理由』という記事に関するツイートが流れてきたことがきっかけ。
この辺の出来事について、もっと詳しく書かれた記事があったのでリンクをはっとくね。
ご訪問いただいたcookpadとは何ぞや?の方たちへ
大雑把にいうと、過去にクックパッド側が行ったとされるレシピの盗用について書かれている。
ではクックパッドの著作権に関する利用規約はどうなっているのか。調べてみた。
あれ?? 何かlivedoorと近い内容のことが書かれているような。。結構なんでもできるんじゃないの、これ。著作者人格権を行使できないことになってるから、盗用というより、堂々とぱくってたのかも。僕の解釈が間違ってるのかなぁ。まぁコンテストでの不正はまた別問題だろうけど。
(参考:クックパッド利用規約)
国際的サービスだからか、なんか読みづらい。。『世界的な非排他的ライセンス』・・・なんかすごい抽象的な表現だなぁ。気になる方は、一度読んでみてほしい。
(参考:Twitter利用規約)
まとめ
自分が書いた記事が盗用されるリスクは誰もが考えると思うけど、利用規約は盲点になりがちかと思う。盗用であれば権利を主張できるけど、利用規約に明記されていた場合は、どこまで主張できるかが不明だ。トラブルになる可能性は高くないかもだけど、長く使うのであれば、きちんと確認した上で利用するようにしたいよね(´・ω・`)
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ゆとり隊長でした(`・ω・´)ツカレタ
記事数が増えてきたので、ブログの概要ページを作ってみたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧
— ゆとり隊長@年100万円生活 (@yutori_ing) 2016年10月15日
1ページでわかる当ブログの歩き方。 | ゆとりな人生ゲーム「年100万円生活」 https://t.co/XaOM7YK4oO