思わず手に取った、世界一無駄なおもしろ本。「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」

ほんの何時間か前の話。書店で、世界一無駄に溢れた本に出会った。普段はあまり立ち寄らない書店なのに、吸い込まれるようにして入ってしまったのだから、運命の出会いだったのかもしれない。

そんな運命的な出会いを果たした書籍を軽くながめた後、僕はそっと元に戻して帰宅した。その書籍のタイトルは「もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら」だ。お分かりいただけるだろうか。もはやタイトルからしておかしい。今日はそんなお話です(`・ω・´)笑!

どんな本?

今月はじめくらいに出版されたばかりの、比較的新しい本。概要について、Amazonから抜粋しておくね。

ツイッターで発信され、ネット上で大拡散されたあのネタが、太宰治、三島由紀夫、夏目漱石といった文豪から、星野源、小沢健二らミュージシャンまで、100パターンの文体にパワーアップして書籍化されました。
読めば爆笑必至の文体模倣100連発。

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

どうだろう。読む前から溢れ出る、才能の無駄遣い感。帯の推薦文として「切実に馬鹿だから、なんかもう泣けてくる。」と書かれている。すばらしい表現力だ。

つまらないけど、おもしろい。

「爆笑必至」とあるけれど、爆笑なんてできない。しかし、絶えずニヤニヤしてしまう。よくぞこんな書籍を出したなぁ。宝島社を心から評価したい(上から目線)。

イケダハヤト風に「まだカップ焼きそばで消耗してるの?」とか書いてあります。池上彰風に「お湯を入れました。さて、次はどうしますか?」とか書いてあります。利用者の声と銘打って「疑っていましたが、文句なくおいしい。今まで購入しなかった自分を説教したいくらいですw」みたいなことを書かれています。それが100人分、ただひたすらと並んでいるわけです。

手に取った時点で、読者の負けは決まっている。何のためにもならない。くだらない。だけど、くだらなすぎておもしろい。

著者は世界一即戦力な男。

僕は、気になった本について、必ず著者を確認する。どういう立場の人で、どんなことをしている人が書いた本なのかわかったほうが、より楽しんで読めるからだ。

ということで、さっそく著者を確認。2人で書かれた本のようで、名前が2つあったんだけど、そのうちの1人の名前を見て戦慄が走った。

おいおい、そりゃあ、ものすごい本になるはずだよ。だってさ。著者があれだもん。世界一即戦力な男なんだもん。

世界一即戦力な男

終わりに。

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

「もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら」は、空想科学読本に出会ったときと同じくらいの衝撃を受けた。もし書店で出会ったら、ぜひ手にとってページをめくってもらいたい1冊。

世の中には、頭のいいバカな人がたくさんいるもんだ。大好きです、そういう人たち。

トンデモ本として扱われ続けるだろうし、著者たちもそのつもりで書いてるだろうけど、相当大変だっただろうなぁ。でも文体写経のようなものだから、表現力の幅がすごい広がりそうだよね(笑)

ところで、最後のほうで「文体をマネたのは、すべて著者へのリスペクトの表れです」みたいなことがちょろっと書いてあったけど、実際のところ、許可とかその辺の扱いはどうしたんだろう?

以上、ゆとり隊長でした(`・ω・´)!


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