モノへの執着から開放。自由の象徴だった大型の本棚を手放した。
相変わらずTwitterにはほぼ毎日のように出没してるのに、ブログは久しぶりの更新になっちゃった。今日は…ついに大型の本棚を断捨離したんだ!というお話だよ(`・ω・´)!
★もくじ★
本棚は僕にとって自由のシンボルだった。
僕にとって、本棚を手放すというのは、特別なことだった。背景から書かせてほしい。なぜかって? 僕が思い出に浸りたいからです(´・ω・`)笑
一人暮らしには大きい本棚。
幅は約85センチ、高さ約180センチ。棚が6段あって、一人暮らしにしてはやや大きめな白い本棚。大学に入学して一人暮らしをするとき、冷蔵庫や洗濯機などとともに早々に入手した。
憧れだったんだ、自分の本棚を持つことが。実家では自分専用の本棚を置くようなスペースはなくて、家族と共有していた。別に不満があったわけじゃないんだけど、一人暮らしをはじめたら、大きい本棚を買いたいと漠然と思っていて、その念願がかなった。
本棚はキャンバス。
まだ荷物の少ない部屋に置かれた本棚がいっぱいになるまで、それほど時間はかからなかったなぁ。本棚に、本を並べるのが楽しくて。
本棚が、まるで絵を描くためのキャンバスみたいだった。
何もない空間に、書籍という色をのせていく。ジャンルに一貫性はなかったけど、本棚を通して、自分が今どこにいて、何を欲しているのかを表現しようとしていたのかもしれない。
誰かに見せるわけじゃない。むしろ、投資やライフスタイルに関する本をはじめ「働きたくないオーラ」満載の本棚は、誤解を生みそうで(誤解じゃないけど)見せられない。
そんな複雑な事情を持つ空間だけど、とても大切で神聖な場所だった。それは社会人になっても同じだった。
僕にとって、本棚は自由の象徴だった。
自由の象徴を手放した理由。
そんな思い入れのある、自由の象徴であるはずの本棚。それを昨日、僕は意を決して解体した。学生時代からずっと一緒だった本棚との生活を振り返りながら、ドライバー片手に必死に作業をした。
パンパンに本えお詰め込んでたから、改めて見ると、だいぶガタがきてたね。まだ家の中にあるので完全には手放せていないけど、破壊的に解体したのでもう使えない。今まで本当にありがとう。
今回、本棚を手放す決意ができた理由としては、大きく分けて物理的事象と精神的事象の2つ。簡単に紹介しておくね。
物理的事象。
以前に書いた「何とか手放したいと考えている4つのモノ。」という記事の中でも、本棚をあげていたが、なかなか行動に移せなかった。それは大量の書籍を抱えており、物理的に不可能だったことが一番の理由。
しかし幾度となく断捨離を重ねた結果、やっと目処がたった。マンガと活字本をあわせてまだ100冊超の書籍があるけれど、ダンボールを仮の本棚として、全部本棚から出すことができるレベルに到達。
まだまだ多いけど、大昔なら5倍以上、比較的最近でも2~3倍程度の量を所持してたので、だいぶ減ったのです(`・ω・´)エッヘン
精神的事象。
精神面でも変化があった。書籍を手放すことを、前向きに捉えることができるようになったことが大きい。
小さな断捨離を繰り返すうちに、本当に手元に置くべきものは何かを理解できるようになった。今更ながら、書籍を所持することと、書籍を役立てることは、まったく別物だとわかった。所持しているだけでは意味はないし、手放したって大切なことは記憶に残るもんね。
過去の僕は、まだ取捨選択が下手だったし、学ばないといけないことが今以上に多かったから、大きな本棚が必要だった。だけど今の僕は、もう少しスマートにできる。
大型の本棚を手放した感想。
所持している書籍が100冊超になり、だいぶ減らしたつもりだったけど、いざ本棚から出してみると相当な量だと感じた。いったんベッドの上に置いたんだけど、一面埋まっちゃもんね。本棚って、やはり収納能力が高い。
あとね。解体が大変だった。でかい。でかいよ。使う分にはめちゃくちゃ便利だけど、解体するのは大変だよ。組み立てるときは引っ越ししたてで、部屋もきれいだったからいいけどさ。でも今は生活感丸出しの状態だから。しかも組み立てたときの部屋より、今の部屋のほうが狭いから、余計大変だったよ。
一方で、自分の身長よりも高い本棚がなくなると、部屋がぐっと広く感じるようになった。ベッドもそうだけど、大型家具は便利な反面、どうしても空間を占拠しちゃうんだよね。つい大は小を兼ねる精神で大きめを買ってしまいがちだけど、極力小さいものを買うほうが無難だと改めて痛感した。
今後について思うこと。
乱読が好き。
そもそも僕は、精読が苦手で、読書だって好きではない。僕が好きなのは乱読。書店でおもしろそうな本を片っ端から眺めてみたり、Twitterで流れてくるブログを読んだりするのをさらっと読んで、自分なりの考察をするのが好きなのだ。
必要に応じてエッセンスを記録する。
そういった特性を踏まえると、書籍をストックせず、なるべく流動的にしてあげるほうが良さそう。図書館で借りるか、購入した場合も随時手放すようにしたい。
覚えておきたい事柄については「ミニマリストブーム以前に出版された、ミニマリズムに関する隠れた名著3冊を紹介する。」みたいに簡単なメモを残したり、「ぼくモノ」「必要十分生活」「れんげ荘」のように単独でレビュー記事を書いたりして、自分に必要なエッセンスだけを残しておくのが良いのかもしれない。
何度も読みたい本のみ所持する。
図書館で借りて、一度じっくり読んだが、手元に置いておきたい。そんな本は、自分にとって非常に有用な本なのだろうから、迷わず所持すれば良い。最高の本に出会えた幸運に感謝すべきでしょう。
ただ、せっかくお金を払って購入したのだから、とりあえず持っておこう…みたいな考え方は、ドツボにハマる。過去に盛大にはまった僕が言うのだから、間違いないよ(`・ω・´)どやぁ
書籍代は、本との出会いにかかる費用だと考えるくらいがちょうどいい。一度手元に来たからといって過度に抱え込むのは、自分にとっても本にとっても、良いことではありません。
前述した記事で紹介している書籍でいうと、「100個チャレンジ」や「minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ」「ぼくモノ」は、今も手元に置いてある。
今の僕には必要な本だと思っているけれど、未来の僕は不要になるかもしれない。そのときは、感謝しつつ、ちゃんと旅立たせてあげたい。
コンパクトサイズの本棚を購入する?
しばらくはこのままダンボールを本棚代わりで使って、必要に応じて、コンパクトサイズの本棚の購入を検討しようと思っている。
いずれにしても、大型の本棚は買わない。買うとすれば、自分1人で軽々と移動できるような小さいもの。不要になっても、簡単に手放すことができるもの。それだけは絶対条件にする。大型の本棚は、解体するのも手放すのも大仕事だからね。
以上、長らく使用していた本棚を手放して、感傷にひたってるゆとり隊長でした(´・ω・`)
記事数が増えてきたので、ブログの概要ページを作ってみたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧
— ゆとり隊長@年100万円生活 (@yutori_ing) 2016年10月15日
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