銀行からの営業電話に乗っかって話を聞いてきたので、その全容を明かすよ!

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先日、銀行からマネープランやら資産運用やらの営業電話があった。せっかくのお誘いだったので、先ほど銀行に出向き、話を聞いてきたよ。興味を示してくれた方が何人かいらっしゃったので、報告がてら記事にしておきます(`・ω・´)!

あえて事前に連絡して訪問。

年末は30日まで営業していると事前に聞いており、ちょうど予定調整がうまくいったので思いつきで突撃してきた。担当者から営業の電話があったことを伝えた上で、前もって約束をしてから出向いたよ。

年内の営業最終日だけど、先に連絡を入れておけば待ち時間を最小限にできるだろう…もしかしたら、ちょっとくらい特別扱いしてもらえるかも…なんて嫌らしいことを、ちょこっとだけ考えてました。はい、すみません(苦笑)

優遇・特別サービスに関する話はなし。

ネット上では、一定額以上の貯金をしていると金利が優遇されるとか、特別なサービスが受けられることがあるとか、そういう話がちらほら紹介されてるけれど、残念ながらそういう勧誘ではなかったようだ。正直ね、僕の貯金額と照らし合わせて考えると、まぁそうだよねといった感じ。とはいえね。僕もちょっとだけ期待してたよ。ちょっとだけどね。…うん、何もなかった。A1兄さんをはじめ、優遇や特別サービスに関する話を期待していた方、期待に添えずにごめんね。

これで終わってもあれなので、どういう話を聞いてきたか、簡単に説明するね。30分ほど話を聞いたんだけど、とても丁寧に対応していただいた。なかなかおもしろかったし、勉強にはなったよ!…ということで、ここからが本題。時系列で並べてるのでちょっとわかりづらいかもだけど、バーチャル相談会だと思って読んでもらえたらうれしい。

普通預金の金利から話がスタート。

「普段、普通預金の金利は確認していますか?」という問いかけから話がスタートした。マイナス金利などの現状を交えながら、普通預金はもちろん、定期預金であってもほとんど金利がつかないよねというお話。

投資経験の有無について。

そこで出てくるのが資産運用だね。ということで投資経験の有無を聞かれた。客の知識レベルを探ってから本題に入るつもりだろう。完全ど素人を装うか悩んだけど、嘘をつくと顔にでるタイプなので、正直にFXなら遊び程度にやったことがあると回答した。

ドルコスト平均法。

毎月定額ずつ積み立てていく方法、いわゆるドルコスト平均法に関する説明があった。「まだ若いので、時間的な分散をしながら、長期的に見ていくのが堅実」とのこと。貯金の一部を一括で投資するよう勧めてくるかもと疑っていたけど、このあたりは非常に良心的だなぁと感じた。

最初に勧められたのが外貨預金(汗)

遊び程度とはいえFXをしているという情報を渡したのに、外貨預金を勧めてきたのでびっくりした。「外貨であれば、金利が数%になります」「米ドルや豪ドルがおすすめです」なんて言われても、FXの経験を持つ人が外貨預金をするのは、相当レアケースじゃないかな。手数料がFXの100倍以上かかるもん。逆に言えば、銀行側からしたら外貨預金は相当おいしい商品なんだろうね。

手数料が極端に高くても、銀行は平気で勧めてくる。

ある程度話を聞いたところで手数料の高さを指摘したら、「FXをやられる方には、ほとんどメリットがないですよねぇ」とのこと。みなさまも外貨預金にはお気をつけください。何かしらFXにないメリットがあるのかもしれないけど、とにかく手数料が高すぎる。外貨預金に限った話ではないけれど、必ず自分で考えないと損させられる可能性があると実感した瞬間だった。

「毎月分配金を受け取れます」トーク。

次は仕組預金あたりが飛び出すことを予想してたんだけど、この先は比較的まともな商品(ファンド)の紹介だった。ただたびたび強調してきたのは「分配金」という単語。「毎月これくらいの分配金を受け取れますよ!」と話してくれるけど、分配金はそれほど重要じゃないよなぁ。むしろ分配金ゼロで再投資してくれるほうがいいなぁ…と思いつつ、あまり突っ込まずスルー。とりあえずωさんの読みは鋭かった。

「お客様と一緒に、私もはじめました」日経225連動ファンド。

オススメの投資信託(ファンド)として、最初に勧められたのが日経225連動のもの。ここで担当者のキラートークが光る! 「じつは何年か前から、お客様と一緒に私もはじめたんです」…使い古されたトークな気もするけど、やはりこういう興味を引くよね。「毎月2万円ずつ投資して、相当の利益になっています!」…ふむ、なるほど。短期間で利益が出ているのは時期的な幸運があるだろうけど、確かに手数料も安めだし、国内への投資としてはもっとも魅力的かもしれない。

ダウ連動ファンド。

海外のインデックス投資にも興味があることを伝えたら、ダウ連動のファンドを紹介された。個人的には信託報酬も低く、日経225連動ファンドと同様に結構魅力的に映ったけど、担当者の説明は結構そっけなかった(苦笑)

アメリカ株のアクティブファンド。

海外に目を向けるのであれば…ということで次に飛び出したのが、アメリカ株のアクティブファンド。米株はたしかによく聞くぞ…と思ったけれど、勧められたファンドの手数料をみてびっくり。購入手数料3%超、信託報酬で1.5%超って…こんなんで利益出るの? ちょっと知識不足で判断ができないけど、厳しいなぁ。。

【質問】バランス型ファンドってどうなの?

担当者から説明が出尽くした感があったので、この辺から個人的な相談モードに。今個人的に興味があるのがバランス型ファンドなので、尋ねてみた。僕が手数料について触れることが多かったからか、「悪くないけど、バランス型ファンドは手数料が高くなりがちなので、ゆとり隊長さんにはあまりオススメではないかもしれません」とばっさり(苦笑)たしかにごく一部を除いて、その銀行で扱ってるバランスファンドは相当高い。

【質問】複数のファンドを用いたインデックス投資は?

バランス型ファンドを参考に、複数のファンドを用いて自分で組み立てるのはどうか?と尋ねると、良いのではないかとのこと。紹介された中で興味を持てたのが日経225連動ファンドとダウ連動ファンドだったが、この2つと何かを組み合わせるようなイメージかと続けざまに質問。すると債券ファンドが登場。

債券ファンド。

「日経225連動ファンドとダウ連動ファンドだけだとリスクが大きい。債券ファンドあたりを組み入れるのが良いのでは?」とのこと。ふむふむ、なるほど。債券ファンドは元本保証だよね。緩衝材としてはいいのかな。でも外国債だったら、為替の変動リスクがあるよね?なんて思ってたら、「円建てもできます」だって。でも円建てにしたところで、何も変わらないからなぁ。

まぁそれはいいや。で、手数料は…? えっと…高い。担当者いわく「毎月分配金が出ます。長い目で見れば、手数料分は取り返せると思いますよ」とのことだけど、購入時手数料が3%超、信託報酬が1~2%って相当厳しいよなぁ。

【質問】投資信託(ファンド)ってどう選べばいいの?

たとえば日経225連動のファンド1つ取っても、いろんなファンドがあるよね。ということで、そういう場合はどういう基準で選べばいいかを聞いてみた…が、期待した答えは返ってこなかった。「どういう銘柄を含んでいるかはファンドごとに微妙に違うから、そういうところですかねぇ」とおっしゃっていたけど、個人的には運用規模とかのほうが大事だと思う。その辺を突っ込んで聞きたかった。。

【質問】銀行って手数料高いイメージがあるんだけど…。

失礼は承知で、銀行って証券会社より手数料が高いんじゃないの?と尋ねてみた。すると、「同じ投資信託(ファンド)をいろんな会社が扱っているけど、基本的にはどこも手数料は同じですよ~」とのことだった。そんなわけはないよなぁ。

半信半疑だったので、ちょっと調べてみた。「投資信託は銀行と証券会社のどちらで買うのがいい?」という記事が非常にわかりやすかったので、興味がある方は一読いただきたい。一部抜粋しておくよ。

投資信託の手数料には大きく「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」という3種類の手数料があります。
(中略)
上記からわかる通り、投資信託の販売手数料だけ販売会社による違いがあるわけです。投資信託を買う場合は「販売手数料の安いところで買うのが有利」というわけですね。

なるほど。そのときは日経225連動ファンドを指しながら話をしていて、そのファンドは購入時手数料がゼロだった。だからこの商品に限って言えば、どこで買っても手数料は同じ。たしかに嘘は言っていない…でも誤解を招く説明だよなぁ。やっぱり疑問点は自分で調べなきゃダメだなぁ。

【質問】銀行務めの人ってどういう商品に投資をするの?

最後に、銀行勤務の人は投資を行っているのかを聞いてみた。「投資をしている人は多く、日経225連動型ファンドは特に人気ですね~」とのこと。そういえば担当者さんもやってるって言ってたもんね。

感想。

お金の知識がないと騙されかねない。

外貨預金と日経225連動型ファンドの2つが銀行側のオススメなのかな。後者はともかく、前者は論外だと僕は思う。僕はFXをちょっとかじってる程度の知識だけれど、安定して利益を得る難しさや、数%という手数料の重みを十分に理解しているつもりで、だからこそある程度自分で判断ができる。マネーリテラシーが皆無だと、銀行や証券会社の良いカモになりかねないよ。少なくともその場で判断せず、自分で調べるくらいの努力は必須。

投資に少しでも興味がある方は「最短時間でファイナンス知識を身につける3ステップ!」に書いた内容を簡単に勉強しつつ、株でもFXでもいいから、少額で生の相場に触れてみると良い。営業トークのようなおいしい話には罠があること、購入手数料3%の重さなど、いろいろと体感できるはず。たとえ数万円くらい失ってでも、長い目でみれば勉強する価値があることだと思うよ(`・ω・´)!

親身になって相談にのってくれる。

銀行だって営利企業だから、自分たちの儲けが大きい話をちょくちょく織り交ぜてくる。でもある程度の知識があれば、自分で大まかにフィルタリングすることができる。だからあまり警戒せず、気楽に相談してみるといいと思う。

今回、半分冷やかしのつもりで銀行の窓口に行ったけど、とても丁寧に対応いただけた。特に強い勧誘を受けることもなく、親身になって相談に乗っていただき、楽しく勉強できた。やはり対面で教えてもらうと、理解が早いもんね。

そういえば、前もって連絡すれば営業時間外でも対応してくれるらしいよ。必ず対応してもらえるかは知らないけど、良いことを聞いたなぁ。平日15時とか無理だし。

投資信託(ファンド)の概要を理解するための2冊。

インデックス投資とか、バランスファンドとか、投資信託ってややこしいんだよね。手数料だって「販売時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」とか、いろんな言葉が出て来るし。つい最近まで投資信託についてまったくの無知だったけど、概要を理解するのに役立った2冊を紹介しておくね。どちらも数千本ある投資信託からどういった基準で選べば良いかを具体的に紹介されていて参考になると思うよ(`・ω・´)!

ということで、短時間だったけど、非常に濃い時間を過ごしましたとさ。以上、ゆとり隊長でした(๑•̀ㅂ•́)و✧


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