Amazonアンリミテッド、ガチでオワコン?一方的な配信停止と、特別条件の存在。

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いまをときめくAmazonの書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」。2016年8月2日にはじまったばかりの夢のサービスだけど、またしても困ったことになったみたい。サービス開始後約1週間で、最初はサービスの対象だった多くの人気書籍が対象から外すという荒業(参考:早くもオワコン化?Amazonの書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」について物申す。)を、Amazonはやってのけたからね。今度は何が起こったんだろう(´・ω・`)

⇒Kindle Unlimited対象書籍

年末までの特別条件の存在。

こんなニュースが飛び込んできた。

アメリカのネット通販大手、アマゾンが手がける電子書籍の読み放題サービスをめぐって、大手出版社が一方的に配信を停止されたとして抗議声明を出した問題で、アマゾン側が提示した「特別条件」が、その背景にあることがわかりました。

~中略~

…アマゾンの電子書籍の読み放題サービスでは、税込みで月額980円の購読料はアマゾンと出版社で50%ずつ折半したうえで、出版社の間では、490円を書籍の価格と読まれた書籍の数に応じて、各社に配分される方式となっています。さらにアマゾンは、サービス開始からことしの年末まで「期間限定特別条件」を設定し、1冊ごとに販売する通常の電子書籍と同様のかたちで出版社に支払いを行うとしていました。この特別条件では1冊のページ数のうち、10%以上が読まれた場合、1冊販売したと見なすことになっています。

(アマゾン 読み放題サービス配信停止 背景に特別条件(NHK NEWS WEBより))

なるほど。こんな特別条件があったのか。それで費用がかさんだAmazonが、一部の書籍の配信を一方的に止め、それに対して講談社が抗議声明を出したと。またその他いくつかの大手出版社も、改善を求めていると。

ラインナップ推移が興味深い。

Google先生に尋ねると「Kindle Unlimitedサービス開始から2カ月経ったので、ラインアップをジャンル別・出版社別に当初と比較してみた」という興味深い記事が見つかった。出版社別の比較は必見だと思う。8月3日時点では1,208冊が対象だったのに、10月5日は5冊、その後ついに0冊になったらしい。そりゃ講談社は怒るよね。

早くもオワコン化?Amazonの書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」について物申す。」で書いた件と、今回の記事で書いた件に関係があるかは不明だけど、あるとみるのが自然だよなぁ。5ヶ月分の予算が1週間でなくなってしまったという話もあり、ちょうどタイミングが一致する。そもそも特別条件がある以上、出版社側が対象から外すメリットはあまりないもんね。

 

はじめから将来性はなかったのか。

前回の記事で下のように書いた。これについては僕の思い違いだった可能性が高そうだ。勝手なことを言って失礼しました。

ところでさ。出版社側もある程度事情を知ってたと推測してるんだけど、その辺はどうなんだろ。Unlimitedサービスに登録するかどうかは、おそらく著者か出版社あたりに権限があるよね。仮定の話だけど、もしも著者や出版社がAmazonから「最初の1週間だけでいいので、対象とさせてください!」と頼まれて、それにOKを出していたとするのなら…。非常に残念です。

 

それでも年末までの特別条件の存在は、はじめから将来性がなかったと思わせるには十分な材料だと思う。だから今回も「オワコン」という表現を使った。

出版社の方々に聞いてみたい。特別条件がなくなった後はどうするつもりなの? 特別条件を使って一時的に稼いで、その後は人気商品を引き上げるつもりなの?

Amazonにも問いたい。特別条件終了後もクオリティ維持できる仕組みはあるの? それともスタートダッシュさえ成功すればOKという考えなの? 

まとめ

魅せ方は大事だ。でも無理な背伸びは、相手も自分も得をしない。また短期的な利益を過度に優先させると、長期的には損をする。これは企業であれ人であれ、同じことじゃないかなぁ。「早くもオワコン化?Amazonの書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」について物申す。」で書いたこととかぶるけど、そういう単純なことがすごく大事なのだと思う。

⇒Kindle Unlimited対象書籍

以上、ゆとり隊長でした(´・ω・`)

 


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