正しい社畜の育て方 ~8ステップで完成!社畜育成プログラム~

今宵の記事は、いつもの『(`・ω・´)ルンルン♪』な感じを封印し、少しだけ真面目な感じでお届けいたします。新入社員のときは「サービス残業なんて論外」「休日出勤とか冗談じゃない」精神だった僕が何年も経った今、気付けばそれなりに社畜らしい生活を送るようになっております。そんな僕の経験を振り返りつつ、どうすれば新入社員を立派な社畜に育成できるのか、その手順を提案いたします。名付けて「社畜育成プログラム」。どうぞお付き合いくださいませ。

※なお、すべてが僕の経験というわけではなく、悪意を持って脚色してる部分があります。また念のための記述ですが、間違っても悪用しないでください。ネタとして読んでくださいね。

でははじめましょうか。

ステップ1:定時帰りに小さな罪悪感を植えつける。

いきなり社畜にしようと思っても、人はそう簡単には変わりません。まずは社員に、定時帰りへの罪悪感を植えつけましょう。

どうすればよいでしょうか。簡単です。最初は定時で帰らせて、「まだ入社したばかりだから」あるいは「まだ半人前だから」だと思わせましょう。振られた仕事が途中でも「いいよ、後はやっておくから」といって、半ば強引に帰宅させるのも効果的かもしれません。きっと定時で帰ることに罪悪感を覚え、将来じわじわと効いてきます

ステップ2:残業は良いことだと認識させる。

仕事に慣れてきたら、残業をさせてみましょう。ここでポイントなのは、とにかく褒めることです。間違っても、「残業してるのはお前の仕事が遅いからだ!」なんて、絶対に言ってはいけませんよ? 「がんばってるなぁ」と褒めてあげましょう。

こうすることで新入社員に、「認められた」と思わせることが重要です。残業することは良いことだと思わせましょう。これは次のステップに進むために非常に大事なことですので、念入りに行ってくださいね。

また残業代も極力ちゃんと出してあげてましょう。いくら褒められても、見返りがなければ不満がたまりますから。褒められて、かつ残業代として見返りがあるからこそ、残業に対する心理的ハードルが下がるわけです。

ステップ3:残業を常態化させる。

さて次のステップです。残業への心理的ハードルが下がったところで、残業を常態化させていきます。このステップは、ステップ2までをきちんとこなしていれば、それほど難しくはありません。

方法は非常にシンプルです。定時内で終わらないであろう仕事を与えればいいのです。さらに周囲も当然のように残業していれば、簡単に染まることでしょう。ただし仕事量の調整はしてくださいね。残業しても終わらないような絶望的な量を与えてはいけません。励まし、優しく対応しましょう。ここで会社や上司へ恩義を感じさせることで、この先へのステップに進みやすくなります。

ステップ4:残業時間削減を命じる。

さて、ステップ3までは下準備。ここからが社畜育成プログラムの本題になります。ステップ3までで新入社員は、残業ありきで仕事のサイクルが回るようになっているはずです。

そこで経費削減なりライフワークバランスの再考なり、それっぽい理由をつけて残業時間の削減を命じましょう。最初は「残業を減らしましょう」くらいで構いません。しかししばらくしたら、何割削減、あるいは月間残業時間の目標値など、具体的な数字で示します。

ステップ5:ミスを叱責する。

新入社員はさぼっていたわけではないはずです。従って残業時間を大幅に減らそうれば、何かしらでミスや手抜きが出てきますので、思い切り叩きましょう。「仕事をなめてるのか」「適当な仕事をしてるんじゃねぇよ」といった強めの言葉を使うのがポイントです。

このステップは、新入社員に恐怖を刻み込むことが目的です。ただしパワハラには気をつけましょう。やりすぎると、ややこしい問題になります。相手をよくみて、慎重に行いましょう。

ステップ6:サービス残業に誘導する。

突然ですが、「損失回避性」という言葉をご存知でしょうか。心理学用語の1つで、投資をしている人にはお馴染みの言葉かもしれません。損失回避性とは、利益に対する欲望よりも失うことによる恐怖のほうが大きいことをいい、誰もが持つ性質です。

そこでステップ5で覚えさせた恐怖を利用します。すなわち、サービス残業に誘導するのです。このステップまでくれば、残業代を出す必要はありません。元々サービス残業に反抗的だった社員も恐怖心に負けて、サービス残業を受け入れるようになっているはずです。ただしこの時点では、新入社員はサービス残業をさせられることに強い不満を抱いている可能性が高いです。扱いには注意しましょう。

ステップ7:サービス残業への不満を取り除く。

このステップで、さらに追い討ちをかけます。サービス残業を肯定してはいけません。サービス残業を推奨していた、あるいは黙認していたとみなされないように、定期的にゆるく否定しておきましょう。また残業しなくても十分に出来る仕事量だということを伝えます。同時に新入社員の上司にも、業務の効率化や部下の管理徹底をするようプレッシャーをかけると効果的です。そのプレッシャーは、そのまま新入社員に伝わります。

新入社員はステップ6の時点で「サービス残業」に不満を覚えますが、このステップ7で不満の矛先が変えさせます。つまり「サービス残業そのもの」から「サービス残業に文句をいわれること」に不満の矛先をスライドさせていくわけです。不満は、過去の経験との比較により生じます。より酷い状況を作れば、不満の矛先を変えることが可能です。

ステップ8:総仕上げ。

このステップは総仕上げになります。新入社員の行動・言動を観察しましょう。仕事量は減らない以上、ちょっとがんばったくらいでは定時時間内で仕事が終わることはありません。ステップ7で、サービス残業への不満を軽減できていれば、「サービス残業くらい見逃してくれ」といった発言が出るようになり、ときに隠れて働くようになります。

こうなれば、社畜育成プログラムは大成功、終了となります。お疲れさまでした。

まとめ。

社畜育成プログラムを以下に簡単にまとめておきます。

・ステップ1~3で残業ありきでの仕事に慣れさせます。この時点では、極力残業代も出すようにし、また多少のミスも暖かく見守りましょう。ここまでで会社への恩義を感じさせることも大切です。

・ステップ4~6で社会の厳しさを教えてあげましょう。そしてサービス残業に誘導します。

・ステップ7でサービス残業への反抗心を和らげ、ステップ8で育成の成果を確認します。

時間はかかりますが、採用には多額の費用がかかっています。そのため、辞められては大変です。最近の若い世代は温室育ちで、打たれ弱いといわれています。1つずつ順を追って進めていくことで、より精度の高い育成ができるはずです。気長に育てていきましょう。

念のため。

…ってアホか。やめてね。最初にも書いたけど、そんなことしちゃダメだからね。結構効果的だと思うけど、ダメだよ。絶対にだめだよ。ダチョウ倶楽部じゃなくて、本当にダメだからね。それと最初にも書いたけど、悪意を持って脚色してる部分があるからね。脚色してるからね! 大事なことだから2回書いたよ!

うちの会社は僕が入社してしばらくはホワイトで、今の状態になったのは比較的最近の話。だから悪意があってこういう状況になったわけではないと思う。だけど入社当時から今までの流れが非常におもしろい教育プログラムに思えたから、ネタとして紹介してみたよ。

僕はいつでも辞められるから気楽なものだけど、家族があったらと思うと怖すぎる。若者が結婚しないのはお金がないからって言う人もいるけど、それだけじゃないんじゃないかな。社会って怖いよね(汗)

今まで淡い危機感だったけど、今ははっきりと感じてる。このままの生活を続けていたら、あっという間に年を取ってしまうよ。だからね。少しずつでも前に進んでいきたいんだ。たとえ一歩ずつでもね(`・ω・´)ドヤァ

 


PAGE TOP