もしも「1人で穴を掘っては元に戻す」仕事があったとしたら、あなたはやりますか?

仕事に求めるものは何だろうか。高収入? 福利厚生? それとも仕事が楽であることが一番大事? それとも「やりがい」が大事なのかな。いろんな考え方があると思うけど、ちょっと考えたことを書いてみたい。

そもそも働く理由ってなんだ?

そもそも働く理由ってなんだろうか。僕のように大した資産もなく、収入のあてもない人にとって、まず一番に浮かぶのは「生活のため」だろう。生きていくためにはお金が必要で、そのお金を得る手段が「労働」だ。

その観点でいけば、仕事に求めるものは「高所得」になるのだろうか。でもあまりの激務で身体を壊したら元も子もない。長く働くためには、身体に負担がかかるような仕事は避けるべきなのかもしれない。残業代が出るのであれば、ほどほどにあったほうが収入的にはいいかもしれないね。

ではやりがいは? 「生活のため」と割り切ってしまえば、やりがいは不要なのかな。

もしも「穴を掘って埋めるだけ」の仕事があったら?

ここで1つ例を挙げて考えてみたい。もし「1人で穴を掘って埋めるだけ」の仕事があったら、やるだろうか。朝出勤し、誰とも喋らず、もくもくと穴を掘り、最終的にはそれをまた埋めて元通りにする

仕事内容以外は、自分が今置かれている状況と変わらないという条件。残業や休日出勤がある人は、この仕事でも同じように発生する。その代わり、ノルマの類はなしとしよう。完全にサボってスマホをいじるのはダメだけど、全力でやらなくても構わない。つまり、やりがいや生産性はないけれど、責任がない、比較的楽な仕事として、この例を挙げている。

どうだろうか。

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

 

僕の答え。

僕はどちらかといえば、やりがいよりも、良い労働環境を求めるほうだ。なぜなら仕事というのは、自分の思い通りにはならないものであり、やりがいなんていう抽象的なものは、簡単に消失してしまうものだと思っているからだ。だから今の仕事も、比較的労働環境が良さそうな職場というフィルタリングをし、その中でやりがいがありそうだと思うものを選んだ。

僕の考え方は間違っていなかった。やはり労働環境は大事だと今でも思う。だけど同時に感じているのは、「やりがい」も相当に大事だということだ。あくまで残業代がきちんと出るという前提があればという話ではあるけれど、毎日夜遅くまで働いていても、やりがいを感じているときはそれほど苦痛ではなかった。しかし「やりがい」をまったく感じない業務だと、たとえ定時に帰れるとしてもかなりの苦痛がある。

穴を掘って埋める仕事は、短期的な仕事としてならともかく、長期的にやっていく仕事としては、絶対にできない。それが僕の回答だ。

まんがで変わる 仕事は楽しいかね?

 

「やりがい」という言葉に重い意味はない。

誤解されないように付言させてほしい。僕は「やりがい」という言葉に、重たい意味を持たせているつもりはない。僕のいう「やりがい」は、基本的に誰かの役に立つことだ。以前に「お客さんのために働きたいのに、現実は厳しい。」という記事を書いた。モンスターコンシューマはさておき、基本的にはお客さんのために働きたい。さらに贅沢を言ってよければ、仕事を通して「仕事にやりがいや喜びを感じる瞬間。」に書いたような副産物が得られたら、よりうれしい。

やはりお客さんのためじゃない仕事…会社の内情がどうこうとか、そういうところに力を注ぐぐような仕事は本当に疲れるし、やりがいなんてこれっぽっちも感じない。まったく意味がないとはいわない。でもほとんど意味はないだろうと思う。別に直接的じゃなくてもいい。会社の根底を影で支えるような仕事は、直接的にはお客さんの利益に供するわけじゃないかもしれない。だけど会社には必要不可欠な仕事なのだから、間接的にはお客さんのためになっているといえるはずだ。

もう記憶が遠くなりつつある学生の頃は、無駄な仕事はないだろうと思っていた。あの頃は若かった。だけど今はそうは思わない。無駄に限りなく近い仕事は、思った以上に存在する。みなさんはどう感じているだろうか。

旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト (就職しないで生きるには21)

以上、やりがいを感じない仕事とサービス残業の急増に、苛立ちを隠せないゆとり隊長からお届けしました(´・ω・`)笑

 

 


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