ゆるく生きるという価値観と家庭の裕福度の関係。
僕は日ごろから、のんびり生きたい、ゆるく生きたいと連呼している。そういった暮らしを目指すには、諦めなければいけないものも少なくなく、リスクを背負う。そのかわり、誰にでも実現できるものだと考えているし、今後広く浸透していく価値観だと思っている。だけど育った環境に大きく影響されると考えている人もいるみたい。どうなんだろうね。今日はそんなお話だよ(`・ω・´)!
★もくじ★
興味深いツイートが流れてきた。
実家が太いからゆるく生きられる?
何気なくツイッターを眺めていたら、タイムラインに興味深いツイートが流れてきた。
「実家が太い」って、自称「ゆるく生きましょう」系左翼のバカ発言の大体の原因だと思います。本人は「ゆるい生き方」のつもりでも、それが実現・維持できてるのは今まで本人に投入された膨大な資本があるからだということが自覚できていないという。
— かまだくん (@onshanow) 2016, 1月 16
このツイートに対して、Bライフで有名な寝太郎さんは、次のようにツイートしている。
こういうのよく聞くが、資本って具体的に何を、どの程度のことを言っているのだろうか。勉強する暇もないくらいの家庭環境だと困るが、それ以上はあまり関係ないと思う。 https://t.co/hLQY26mFwN
— 寝太郎 (@mnetaro) 2016, 1月 17
(補足)右翼・左翼の違いと覚え方。
僕と同じく政治系に弱い方のために補足しとくよ(`・ω・´)笑
右翼とは保守的な層、左翼とは革新的な層を指すのが一般的らしい。伝統を重んじるのが右翼、伝統にこだわらないのが左翼といったイメージになるのかな。一晩寝たら忘れそうなので、これを機に覚えておこっと。
「多数派は右翼」とい覚えておけばいいかな。日本人は右利きが多数派であり、また一般的に右翼寄り(保守的)な人が多いと連想できる。あるいは「右へならえが右翼」という覚えてもいいかも。伝統を重んじて、きちっとしてるのが右翼みたいなイメージ。
念のためだけど、上記は覚え方を書いただけで、他意はまったくありません。いつも右と左がごっちゃになって、わからなくなるんだよね。いつも文脈で判断してたけど、今後は大丈夫(`・ω・´)笑
ゆるい生き方と実家の太さは関係するの?
ここからが本題。ゆるい生き方と実家の太さは関係するのか。
実家の太さより、精神的な余力。
先に結論を書くと、僕も寝太郎さんと同意見。勉学に悪影響があるような家庭環境でなければ、強い相関関係があるとは考えにくいんじゃないかな。
でも家計を支えるためにアルバイトを強いられたり、あるいはバイトを強いられなくても、常に家計が火の車といった環境では、「ゆるい生き方」なんて考える余裕はないかもしれない。
結局のところ、もっとも影響があるのは、精神的な余力の有無なんじゃないかな。その上で「ゆるい生き方」を良しとするかどうかは、その人次第。
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膨大な資本が投入されているのは事実。
ゆるい生き方を実現、維持できるようになるまで、膨大な資本が投入されている…というのは、言い訳できない事実だなぁと思う。1人で生きていける年齢まで子どもを育て上げるのは、非常にお金がかかる。でも自覚していないと言われるのは、ちょっと心外だなぁ。誰でもそれくらいのことは理解していると思うよ(´・ω・`)?
親に感謝しているし、尊敬もしている。でも、子どもが自立できるまで育て上げるのは、親の義務だと思うんだ。それができないのなら、子どもを生んじゃダメなんじゃないかな。
独り立ちする年齢がいつなのかは、いくつかの解釈があるだろうね。義務教育を終了した時点なのか、あるいは成人したときなのか、それとも大学を卒業した時点なのか。まぁこの件は、今回は置いておくね。
ゆるい生き方を目指す人の背景。
ゆるい生き方を目指す人たちの出生。
それで「ゆるい生き方しましょう」系のお馬鹿発言は、実家が太いことが原因であると主張されているね。まぁ僕自身が脳内お花畑なタイプなので、お馬鹿発言であることを否定する気はないんだ(´・ω・`)笑
でも繰り返しになるけれど「実家が太いことがおもな原因」というのは違うんじゃないかなと思うよ。他のブログとかを見ている限り、いたって普通の家庭、あるいはやや細めの家庭で育った人が多い印象を受ける。
それもそのはずだと思う。だってさ。「ゆるい生き方」というのは、一種の世捨て人になることを意味する。いろいろなものを失うことが、容易に想像できる。良いところで育っていたら、そういうことに抵抗を抱きやすいんじゃないかな。もちろん例外はあると思うけどね。
ゆるい生き方に踏み出すには、リスクを背負わないといけない。そうなったときに、生活コストを容易に落とし、適応できるのは、むしろ「太くない家庭」に育った、普通の人たちじゃないかな。
周囲の大人の影響は大きい。
ただやはり、周囲の大人の存在は大きい。実家がお金持ちかどうかよりも、楽しそうに働いているかどうかのほうが、子どもたちに与える影響は、はるかに大きいはず。
僕の場合も、やはり周囲の大人を見て、自然とゆるい生き方を目指すようになっていた。
僕の周囲の大人は、土日でも平気で出勤。平日も朝は早くて、夜は遅い。大手企業で散々がんばってきたのに、解雇された知り合いもいた。みんな、仕事を第一優先で生活をしていた。不思議で仕方がなかったんだよね。
決して彼らが不幸だとは思っていない。だけど僕は同じ生き方はできないと感じてしまった。
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ゆるい生き方は選択肢の1つ。
人は様々な成長を遂げる。
ゆるい生き方は、自立を意識したときに生まれる選択肢の1つだ。
冒頭に書いたとおり、精神的な余裕がある環境に育ってさえいれば、結局は本人次第だというのが、自然な解釈だと思う。兄弟がいる方は共感していただけると思うんだけど、兄弟は同じ家庭環境で育ちながらも、性格や考え方は、大きく違ったりするよね。本1冊に抱く感想ですら、個人差が大きい。周囲から受ける影響だって、当然、個人差がある。人はそんなに簡単にカテゴライズできるものではない。
こういうときこそ自己責任論。
ゆるい生き方を目指すやつは馬鹿だといわれても、それはそれでいいかなぁと思う。いろんな意見が出るのは自然なことだし、正直、自分でも賢い選択だとは思っていない。あくまで、自分にとってはベターな選択かな…くらいの感覚だ。
だけどその選択をする原因が、親にあるとか、育った環境にあるとか言われるのは、ちょっと違和感があるんだよね。今回の記事で言いたいのは、こういうときこそ「自己責任論」を唱えてほしいなぁと感じる。
仮にどうしても外的要因を言及したいのであれば、家庭より社会環境のほうが問題でしょ。高校生がなりたい職業の1位が「公務員」という現状を、みなさんはどう感じているの?
ここ数年で、ゆるく生きる系の本が大幅に増えたよね。これまでは抽象的な啓発本が多かったけれど、下の「20代で隠居」のように、非常に実践的なものも増えてきた。時代は大きく変わりつつあるのかなと、ゆとりなりに感じ取っている。今後、どう変わっていくんだろうね(´・ω・`)
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以上、ゆとり隊長でした(`・ω・´)!
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記事数が増えてきたので、ブログの概要ページを作ってみたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧
— ゆとり隊長@年100万円生活 (@yutori_ing) 2016年10月15日
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