僕が本を読むきっかけになった偶然と運命の1冊。

3日休んだだけなのに、ずいぶんと久しぶりに感じるねぇ。ま、何事もなかったのようにはじめましょ(´・ω・`)笑

僕は昔、とにかく読書が嫌いだった。いや、正確に言えば、今でも読書というほどがっつりと読んでいるわけではない。だけど書店や古本屋をこよなく愛し、かなりの頻度で通っているし、パラパラと眺めるような読み方ではあるけれど、それなりの数の本に触れるようになった。今まで、あまり意識していなかったんだけど、記憶をたどって考えていたら、そのきっかけは1冊の本だった。今日はそんなお話だよ(`・ω・´)!

本なんて生きていく上で不要だと思ってた

中学生のある時期まで、学校の宿題などを除けば、1冊たりとも本を読んだことなんてなかった。いや、言い過ぎた。小学生の頃は「かいけつゾロリ」を何冊かは読んでた。でもそれでおしまい。中学生になる頃には、マンガしか読まなくなっていた。今みたいに頻繁に書店にいくことはなかったし、行ったとしても、マンガコーナーをぶらぶらするだけ。

かいけつゾロリのようかい大うんどうかい (ポプラ社の新・小さな童話)

 

国数理社英の5科目のうち、国語がもっとも苦手だった。本を読めば国語の成績が良くなるなんて話も聞いた。だけど僕は国語が苦手なだけでなく、嫌いだった。もう救いようがないよね。本を読みたいなんて、これっぽっちも思ってなかった。苦手といいつつも、定期テストはそれなりにこなしていたもんだから、教科書などの必要最小限の本以外、自分の人生にはいらないくらいに思っていた気がする(´・ω・`)

 

そんな僕を書店に連れ出した祖母

そんな中、離れて暮らす祖母が、家に遊びにきた。中学生になっても読書をまったくしない僕を心配して、僕を書店に連れ出した祖母は、僕に好きな本を選ぶように言ってきた。

僕は祖母に「どうせ読まないからいらないよ。」と伝えた。しかし祖母はこう答えた。「強引に読ませることもしないし、つまらなかったら、捨ててもかまわないよ」と。

そこまで言われた僕は、しぶしぶ選び、買ってもらったのがこの本だった。別に誰かに勧められたわけでもなく、ほしかったわけでもない。ただ表紙をみて、適当に選んだ1冊だ。

新・ぼくらのサムライ魂(スピリッツ) (角川文庫)

適当に選らんだこの本は、後に、僕にとっては運命の1冊となる。

 

買ってもらった1冊を読んだのは3ヵ月後

祖母に「無理して読まなくてもいい」「つまらなかったら捨ててもいい」と言われており、また実際に祖母から催促されることもなかった僕は、すぐに読む気にはなれず、そのまま放置していた。

とはいえ、さすがに買ってもらったものを捨てるなんてことは、僕にはできなかった。結局3ヵ月後、やっとその本を読み出した。

読むペースもとにかく遅い。今なら数日、下手すればその日のうちに読みきってしまうけど、当時は1ヶ月くらいかかったのかなぁ。とりあえず読みきった。感想は・・・無。別につまらないわけでもないけれど、格段楽しかったわけでもない。ただどうせ読むのなら、マンガのほうがおもしろいな。

結局運命の1冊となるはずのこの本は、そのまましばらく忘れ去られた。読書に目覚めることもなかった。

 

再び運命の出会い

運命の1冊を読みきってから、また数ヶ月くらい経っただろうか。再び運命の出会いがあった。それは国語の先生がきっかけ。先生は生徒の前でこう語った。

「お前らも中学生なのだから、読書くらいしなくちゃな! 先生が私物の本を持ってきた。教室の後ろの本棚に置いておくから、自由に読んでいい。なかなか面白い本だぞ!!」

そうして置かれた本の中で、一際目立っていたのが、宗田理の「ぼくらシリーズ」だった。

(写真出典:「Private Office」さん)

 

ちなみに今は表紙が新しくなり、華やか。

(写真出典:「『中学受験のすすめ!!!』 by ハッスルパパ」さん)

Amazonで確認してみたところ、発売された時期によって、同じタイトルでも表紙が4種類あるものもあった。僕が手にしていたのは、その中でもっとも古い1980年代に発行されたもの。2007年あたりから、表紙が一新されたのかな。
⇒ Amazonへ。

 

 

読んだ書籍のタイトルは覚えていた。そう「新・ぼくらのサムライ魂」。「ぼくらシリーズ」の新バージョンだった。ここで僕は、ぼくらシリーズなるものを知った。

1988年に映画化もされている。

ぼくらの七日間戦争 ブルーレイ [Blu-ray]

 

本なんて読んだことがないのに、こんな短期間で2回も出会うなんて、すごい偶然だなぁと思った。映画化したこともある人気作品だと知ったこともあり、もう1冊くらい読んでみようかなぁという気持ちになった。

 

 

2つの運命が結びついて、どっぷりはまった

軽い気持ちで適当な1冊を手に取った。そして何となく読み出した。そして見事にはまった!!

最初にとった1冊が何なのかは覚えていない。映画化された「ぼくらの七日間戦争」あたりかなぁ。「ぼくらの秘密結社」あたりもかなり初期に読んだ気がする。

とにかくはまった。新シリーズのほうは、なぜか僕にはいまいちだったみたいだけど、旧のほうの「ぼくらシリーズ」は、ものすごい破壊力だった。わくわくした。次の展開が気になって仕方がなかった。1冊読んで惹きつけられ、2冊目を読んだ時点で、もうどっぷりだ。気付けば空き時間に隙間を見て読む勢いになっていた。

何冊読んだのかわからない。Wikipediaによると、中学生編、高校生編、青年編、教師編、第二次七日間戦争編に分かれている。

そのうち、中学生編~青年編までの約30冊のほぼ全部を読んだ。それだけじゃ物足りなくて「2年A組探偵局シリーズ」というシリーズにも手を出した。このシリーズにも「ぼくらシリーズ」の主人公たちが登場する。こちらは全部読んだわけではないけれど、10冊近くは読んだんじゃないかなぁ。

その期間、たしか1年間くらいだと思う。読書が大嫌いだったはずなのに、1年で約40冊。目覚しい進歩でしょ(`・ω・´)笑

教師編、第二次七日間戦争編は、卒業後の忘れた頃に古本屋で見つけて、楽しく読んだ。うれしかったなぁ。そういや、映画版はまだ見たことないんだよな。当時は映画版を見たら、自分の中のキャラクター像が壊れちゃいそうな気がしてたから。今度見てみようかな。

 

本を読むことへの抵抗が消え、乱読へ。

中学生時代

ぼくらシリーズとの出会いのおかげで、本はすばらしいものだと知った。文字だけで、人は夢中になれることを実感した。そして本を読むことへの抵抗が消えた。また本を読むことへの自信がついた。小学生時代に読んだ「かいけつゾロリ」とは異なり「ぼくらシリーズ」は、立派な文庫本だ。内容は中学生向けになっているんだろうけど、文字数は大人が読む文庫本と同じくらい。僕だって本を読みきることができるんだなぁと感じた。

ぼくらシリーズと2A探偵局シリーズをある程度読み切った後、多少は本を読むようになった。最初はマンガの小説版だった。スラムダンクの小説とか読んだ記憶がある。

読書らしい読書を一番していたのは、間違いなく中学生時代だ。その後は、現在のパラ読み乱読モードへと移行していくようになる。

高校生時代

高校生になると、小説はあまり読まなくなってしまったけれど、ビジネス書や啓発書の類のものを眺めるようになった。文字で感情を揺さぶられるという経験をした僕は、今度は文字から新しい世界を垣間見るということを自然と求めるようになった。たまに書店に立ち寄り、わけもわからずいろいろな本を眺めるのが好きになった。

大学受験の頃には、新しいことは本から学ぶというスタイルが確立していて、塾にはほとんど頼ることなく、参考書での独学をメインとしていた。結果、見事に第一志望に落ちたことは内緒(´ノω・。)アチャー ま、独学が原因ではなく、単純に努力不足や学力不足が原因。

大学生時代以降

大学生時代は、時間もたっぷりあったので、結構頻繁に書店や古本屋に通っていたなぁ。一人暮らしをはじめ、自分の城を持った僕は、やたらと本を買いあさるようにもなった(苦笑)とにかくパラ読み、乱読。積読状態の本が多数発生。今、家にある本のほとんどは、この頃に購入したもの。

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社会人になり、また節約とミニマリズムに目覚めた今、積読必死に断捨離中。書店で良い本を見つけても、なるべく1度図書館で借りるようにして、本当に必要なものだけを購入するようにしているよ(´・ω・`)

家でじっくり読むより、書店でいろいろ眺めるほうが好き。ば~っと見て、ほしい本を全部持ち帰ることができる図書館はなんて素敵なんだろう。最近はスタバとTUTAYAがくっついて、コーヒーを飲みながら本が読めるようなところもあるよね。以前に行ったときは、この世の天国じゃなかろうかと思ったよ。

 

最後に

読書が嫌いで仕方がなかった僕には、祖母と学校の先生という2人から、偶然もありつつ、良いきっかけがあった。今まであまり意識していなかったんだけど「ぼくらシリーズ」との出会いが、僕の中の本のイメージを変えたのだと今になって思う。それまでは否定的に捉えていた本が、宝物のように見えるようになったんだよね。

宗田理「ぼくら」シリーズ(全11巻)

その後、人生に影響を与える本にたくさん出会うことになった。本は、必ずしも良い影響ばかり与えるとは限らないけど、やはり様々な場面で本から学んだり、本に救われているように思う。この辺の話はまた別の機会に。

 

以上、ゆとり隊長でした(`・ω・´)!

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