本当は怖いマイナンバー制度 ~改正マイナンバー法により、個人資産が丸見えに。

先日、改正マイナンバー法が成立した。マイナンバー制度は、今後どのように利用されるのだろうか。僕らの生活に与える影響は? 今日はそんなお話だよ(´・ω・`)

 

2ヶ月ほど前に書いた記事もあるので、良かったら読んでほしい。この記事で書いた内容が、どんどん現実に近づいているように感じる。

参考:本当は怖い、マイナンバー制度~節約生活に与える影響は?

 

改正マイナンバー法の概要

さて、今回の改正で何が変わったのか。法の条文を読んだわけじゃないので、詳しいことは知らないけれど、とりあえずわかったことを書いてみるね。

Google先生に聞いたところ、わかりやすいニュース記事を教えてもらえた。概要だけ引用で紹介する。この1文をきっちり読んで、全体像を捕らえておこう。

改正マイナンバー法では、預金口座への適用に関し、33年以降の義務化も検討。特定健診(メタボ健診)の結果や予防接種の履歴情報を共有するために番号を活用することも盛り込まれた。
(「預金口座にもマイナンバー 改正法が成立 予防接種履歴も」より)

はい、非常に危険なにおいがぷんぷん。

また以前より、政府から下記のような資料(PDF形式)が公開されていたようだ。「改正マイナンバー法」で検索すると、検索結果の上位に出てくるので、興味がある方は参照してほしい。とてもわかりやすくまとまっている。平成27年2月の資料であり、もしかしたらもっと新しいものが存在しているかもしれないけど、調べなかった。ごめんね。

参考:個⼈情報の保護に関する法律 及び ⾏政⼿続における特定の個⼈を識別するための番号の利⽤等に関する法律の⼀部を改正する法律案(概要)(内閣府⼤⾂官房番号制度担当室)

 

さて、上記の資料の中で、大事な部分だけ抜き出して紹介する。先ほど紹介したニュース記事のより詳しい内容が書かれている。

 

改正マイナンバー法の考察

(1)預貯金口座とマイナンバーの紐付け

改正マイナンバー法で、最も気になるのは、預貯金口座との紐付けについてだよね。以前に書いた記事でも紹介したとおり、資産を把握されることで、権利を制限されたり、資産そのものに税金がかけられるような制度が作られる可能性も出てくる。可能性で考えると、非常に危険なものなんだよね(´・ω・`)

今回の改正により、預貯金口座との紐付けについて、規定されたことになる。下図は、先ほど紹介した政府から公開されている資料より引用している。

どうやら銀行側から、マイナンバーの告知を求められるようだ。適用されるのは平成30年(2018年)から。適用された時点では、僕ら側に告知義務はない。あくまで任意という形式だ。

しかしスタートしてから3年をめどに、義務化を検討しているようだ。「必要と認められるときは」というただし書きがあるけれど、こんなの何とでもいえそうだしなぁ。いずれ義務化されると思っておいたほうがいいかもしれないね。

今のところ順調に、不安に近づいていくのを感じる。

 

(2)医療等分野でのマイナンバーの利用

医療分野での利用については、直接的な影響は限定的だと思っている。むしろ、これについては、便利になるかもと期待している部分が大きい。医療情報は1つに集約しておいてくれると、引越しなどで自治体や通う病院が変わっても安心だよね。

ただ医療情報は、個人情報の中でも極めて高度な情報。大丈夫なのかな。きちんと管理できるのかな。もし流出したら、年金情報が漏れたときとは比較できないくらい、大きな問題になるのは間違いないと思う。

 

(3)地方公共団体でのマイナンバーの利用

地方公共団体での利用についても、それほど不利に働くことはないと考えている。窓口での手続きがシンプルになるだろうし、いいんじゃないかな。

だけど金銭面でいうと、健康保険料になんらかの影響が出る可能性がある。それが少し心配。健康保険料の算出に、収入だけでなく、資産額が考慮されるようになったらたまったものじゃない。可能性はそんなに高くないと思うけれど。

また自治体には様々な相談窓口があるけれど、すべてが紐付けされるとしたら、いろいろと筒抜けになるよね。それがさらに自治体をまたいで共有できるようになったら、もっと怖い。何かの拍子にどこかの自治体にマークされたら、一生要注意市民として扱われてしまうかもしれない。

 

法改正ありきで進行

これはマイナンバー制度に限ったことではないけれど、少なくともマイナンバー制度は、法改正ありきで話が進んでいる。マイナンバー制度は2015年10月からはじまる。つまり、まだ始まってもいない法律の改正が、すでに決まっているという状況。

最初はゆるい制度にして、みんなを安心させておく。そして少しずつ改正をしていき、どんどん厳しい制度に変えていく。過去にも例がたくさんあるらしい。これが賢い方たちが考えた、賢いやり方なのだ(´・ω・`)

だからある程度落ち着くまで、安心はできないんだよね。今後もマイナンバー制度については、注目しておいたほうが良いと思う。

 

既に資産による縛りは発生している

マイナンバー制度に関する不安を煽るような改正が、実は既に始まっている。2015年8月から、介護保険について、大きな変更があった。収入での縛りもきつくなったけど、より特徴的なのが「資産額による制限」だ。大きな制限がかかる。低収入の場合、介護保険施設の利用料について、負担軽減の制度があった。しかし単身なら1,000万円、夫婦の場合でも2,000万円以上の預貯金がある場合、収入に関わらず、その制度が使えなくなる。

参考:8月から介護施設利用負担が大きく変更。今後の行政サービス利用料金は収入から資産額によって差が出てくる

資産額の基準も、1,000万円や2,000万円など、高齢の方であれば持っていても不思議ではない額が設定されている。もちろん、この額がどんどん下がっていくかもしれない。また国民年金や健康保険、住民税などにも同様の制度が適用される可能性があるのではと疑っている。

 

まとめ

マイナンバー制度は、脱税など悪いことをしている人以外は、それほど恐れる必要はないのかもしれない。だけどあらゆる可能性を考えると、様々な危険がはらむ制度であると僕は感じている。収入については仕方がないと思う。だけど税金を収めた後の資産まで知られるのは、あまり気分のいいものではないよね。今後、この制度がどういう方向に進んでいくのか、注目していきたい。

みんなが知りたかった! マイナンバーで損する人 得する人 (みんなが知りたかった! シリーズ)

関連記事:本当は怖い、マイナンバー制度~節約生活に与える影響は?

 

以上、ゆとり隊長でした(´・ω・`)

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